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[2020.11.30]

睡眠環境をぽかぽか暖かに!冬のおすすめアイテム

最低気温が0℃を下回る日も出てきて、いよいよ本格的な冬の到来ですね。冬は就寝時の冷えや睡眠中の蒸れ・湿気などに悩まれる方が多い季節です。そこで今回は、冬の睡眠環境を暖かく快適にしてくれるアイテムをご紹介しましょう!

暖かさと快適さが抜群!ウールパットシーツ

寒くなってくると上に掛ける枚数を増やしたくなりますが、下に敷くものについてはあまり変えないという方も多いようです。でもどんなに上に掛けるものを暖かくしても、下がスースーしていたら暖かさも半減してしまいますよね。就寝時の冷えに悩んでいる方は、体の下に敷いているものを一度見直してみるといいかもしれません。

ウールパットシーツ

いつもの敷きふとんやマットレスの上に、パットシーツをプラスするのもいいでしょう。暖かさを実感するために重要なのが、体温を逃がさないことと、睡眠中の汗をによる湿気を適度に吸収し、それを放出すること。もしも湿気(=汗)をうまく逃がしてくれなかったら、寝具内に蓄えられた水分が冷えて、ひんやりと寒さを感じてしまいます。

イチオシの素材はウール。体温で温められた空気をため込んでふんわり暖かい上、調湿作用に優れていて睡眠中の汗による湿気を適度に逃してくれます。さらに、湿気を吸収すると発熱する性質を持っていて、汗をかくとそれを暖かさに変えてくれるという嬉しい性質を持っているんです。

ウールパットシーツ

まるげんでお取り扱いしている「ヌクゥールシーツ」は洗濯機で丸洗いもできますよ。ただ、ウールはもともと汚れがつきにくい素材なので、綿ほど頻繁に洗濯しなくても大丈夫です。抗菌作用も持っているためニオイがつきづらいという性質も持っているのも嬉しいところ。

綿パットシーツ

天然素材の綿も、保温性・放湿性に優れた素材です。こちらの「ぽかぽか敷きパッド」は、表面が綿で、中綿に「吸湿発熱わた」を使用しています。汗を吸うとぽかぽかと暖かくなる、嬉しい性質を持ったパッドシーツです。こちらも丸洗いOKです!

ポリエステル素材のマイクロファイバーやアクリルのものは、触れた瞬間は温かいですが、湿気を吸収してくれないので、睡眠中にかく汗で蒸れてしまいます。さらにその水分がお布団の中で冷やされて寒くなってしまうことも…。そのためまるげんでは、ウールや綿などの天然素材のものをおすすめしています。

暖かさと軽さが魅力 羽毛ふとん

羽毛はたくさんの空気を含む素材。空気は断熱性が高く、体温の熱をお布団の外に逃しません。羽毛ふとんがあんなに軽くて温かいのは、空気をたっぷりと含んでいるからなんです。さらに吸湿・放湿性にも優れているので、睡眠中にかいた汗で蒸れたり冷えたりする心配もありません。

羽毛ふとん

柔らかく体に密着してくれるため、寝返りをうったり寝姿勢を変えても隙間ができにくいことも、羽毛ふとんの大きな特長です。隙間が小さければ小さいほど、お布団の中の暖かい空気が逃げにくく、暖かさが保たれます。

また、湿気がたまりにくいので干さなくても大丈夫だったり、ダニが繁殖しにくいなどメンテナンスが楽なのも嬉しいポイント。羽毛ふとんは側生地の目が細かいため、ダニが入りにくい上、放湿性が高く湿気が溜まりにくいので、ダニは繁殖しにくいんです。

羽毛布団と組み合わせたい!インナーブランケット

羽毛布団のドレープ性(=体のラインに沿ってフィットする性質)を活かすために、羽毛ふとんの下に掛けるのは薄手の毛布=インナーブランケットがおすすめです。ちょうどダウンコートの下に着る薄手のセーターのように相性ぴったりの組み合わせです。

インナーブランケット

イチオシはやっぱりウール素材のもの。保温性だけでなく吸湿発散性が高いので、湿度を快適にコントロールしてくれます。ウール自体にも保温性があり、薄手で体に密着してくれるので、羽毛ふとんの特長をより活かしてくれる最強のパートナーといえます。

アクリルやポリエステルなどの化学繊維のものは、吸放湿性がないためお布団の中に湿気がたまって、結局冷えてしまいます。また滑りやすいため、羽毛布団がスルッと落ちてしまうことも。できれば天然素材のものをお選びいただくといいですね。

インナーブランケット

綿とウールの混紡は、綿とウールのいいとこ取りのような素材。ウールの保温性・吸放湿性の機能を持ちながら、綿特有の心地よい肌触りも併せ持ち、しかもお手頃価格という嬉しいアイテムです。

寒い冬でも暖かく快適に眠るために、工夫できることはたくさんあります。お悩みの方はぜひ店頭スタッフにお声がけくださいね。