特集

[2018.11.24]

理想の寝姿勢を保つための工夫がいっぱい! ウッドスプリングベッド

朝目覚めたときに疲れが残っていると感じたり、肩こりからくる頭痛や腰痛がなかなか治らないと感じたり…。快適な睡眠を取れていないと感じている方は多いのではないでしょうか。

快適な睡眠のために重要なのが、「いい寝姿勢を保つ」こと。いい寝姿勢とは、仰向け寝のときは背骨が首から腰まで自然なS字ラインになっている状態、横向き寝のときは背骨が真っ直ぐになっている状態を言います。
(※いい寝姿勢については「よいマットレス(敷きふとん)に求められる条件とは?」でも詳しく紹介しています。)

今回は、理想の寝姿勢を保つために開発されたイタリア製のベッドをご紹介します。その名も「ウッドスプリングベッド」。一見スノコのようにも見えますが、スノコとは全くの別物です!

体圧分散

スノコ状のものは“板ばね”。弾力性の高い板ばねが、身体のかたちや動きに合わせてしなり、体圧を分散してくれるため、重力のストレスを感じにくくしてくれます。

この板ばね、沈み込むだけではありません

自然な寝姿勢をキープする

ウォーターベッドと同じ原理で、体の重い部分が押す力で軽い部分を押し上げてくれるんです。体のラインに合わせて板ばねが自動調整され、いい寝姿勢を保ってくれます。

S字ライン

この通り、凹凸に合わせて板ばねがフィットすることで、背骨は理想的なS字ラインをキープできます。

自然な寝姿勢をキープする

横向き寝でもこの通り、肩と骨盤が沈むことで理想に近い寝姿勢にしてくれます。

直線

この通り、背骨は理想的な直線になっています。

秘密はサイドサスペンション。14本(片側7本)のサイドサスペンションが、寝姿勢や寝返りに合わせて床板を波のように連動させます(キネティックシリーズ)。

サイドサスペンション

イタリアをはじめヨーロッパでは、このウッドスプリングベッドにウレタンフォームやラテックス(天然ゴム)のマットレスを合わせるのが人気です。日本では金属スプリングのマットレスが主流ですが、より体の凹凸にフィットしやすいのはウレタンフォームだと言えるでしょう。

当店で取り扱っている「整圧敷きふとん」や「AiR」シリーズは、ウッドスプリングベッドの性能をより活かせるマットレスです。ですが、お手持ちの敷ふとんとの併用もできます。

また、スノコ構造は風通しがよく湿気を逃しやすいため、高温多湿の日本の気候に適しています。

直線

まるげんで取り扱っているイタリア製ウッドスプリングベッドは、キネティックシリーズやエゴシリーズなど機能や使用感にバリエーションがあります。
店頭のフローリングスペースでお試しいただけますので、ぜひ実際の使用感を体験してみてください!