特集

[2020.2.10]

寒い季節の寝具に関するお悩み・ご質問特集

今年は暖冬とはいえ、やっぱり冬らしく冷え込む日もあるこの季節、布団に入る時にヒヤッと冷たかったり、足が冷えてなかなか寝付けなかったり…いろいろと悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

今回は寒い季節にお客様から寄せられるお悩みや疑問について、Q&A形式でお答えしていきましょう!

寒い寝具

布団が冷たくて入る時にヒヤッとします。

寝る直前に温めるには、布団乾燥機や電気毛布がおすすめです。就寝時間の少し前にスイッチを入れて温めておきましょう。ここで気をつけたいのが、電気毛布の使い方です。スイッチを入れたままで就寝してしまうと、熱くて寝苦しくなってしまいます。お布団に入ったらスイッチを切って、可能なら布団から抜いてしまいましょう(スイッチを切った後、電気毛布内部の銅線が冷たくなることがあるため)。

「体の芯からぽかぽか温まる」と好評を頂いている「ドクターセラ」は、眠っている間に体調を整える敷きふとんです。足元から身体の芯までやさしく温め、血液の流れを良くし新陳代謝を活発にします。筋肉の疲れやコリも自然にほぐれ、温泉気分の心地良さが快適な眠りへ誘います。

ドクターセラ

体温も気温も一番低くなる朝方に、寒くて目を覚ましてしまう方もいらっしゃるでしょうか。ウールの毛布や羽毛布団などの保温性の高い寝具を使って、お布団の中の暖かさをキープできるようにしましょう。タイマーで暖房を入れ、室内の温度を上げるのもいいですね。

また、寝具に湿気が残っていると冷えてしまうので、乾燥させることが大事です!木綿わたは特に湿気が残りやすい素材です。天日干しか布団乾燥機でしっかり乾燥させましょう。湿気が残りにくい素材は、ウール、シルク、羽毛など動物性のもの。これらは湿度を良く吸収してくれ、それをすぐに放出してくれる特徴がある、つまり湿度の管理が得意な素材なんです。

アクリルやポリエステルなどの化繊は吸湿性が低いため、ムレ感があり冷えてしまいます。お布団の冷えにお悩みの方は、素材をチェックしてみてくださいね。

温かい寝具

マットレスを使っていますが、背中が寒いです。

ベッドでマットレスをお使いの方の中には、マットレスに薄いボックスシーツ(ベッド用シーツ)のみを敷いている方がいるそうですが、必ずベッドパッドを敷いてください。マットレスの内部は隙間だらけで空気がよく通るため、パッドがなければスースーと寒くなってしまいます。

さらに、パッドシーツ(敷きバッド)併用だとベターです!就寝中にかく汗をよく吸ってくれて、すぐにその湿度を外に放出してくれるウール素材のものがオススメです。アクリルやポリエステルなどの化繊素材のものは、かいた汗を吸ってくれず冷えてしまうことがあります。快適な睡眠環境には、湿度の調節が大きなポイントです!

おすすめの重ね順

毛布は羽毛布団の上と下どちらがいいでしょうか?

毛布の上に羽毛布団をかけるか、それとも羽毛布団の上に毛布をかけるかーーそれは毛布の素材によって変わってきます。

毛布がアクリルやポリエステルの場合は、羽毛布団の上に掛けましょう。アクリルやポリエステルの毛布は吸湿性が期待できないため、汗などの湿気が逃げられず冷えてしまいます。羽毛布団には吸湿性・放出性があるので、そちらを肌に近い方に掛けましょう。ただ、毛布を上に掛けると羽毛布団が潰れて保温性は落ちてしまい、羽毛布団の長所を発揮しきれなくなってしまいます。

毛布がウールやシルクの場合は羽毛布団の下に掛けましょう。羽毛布団は厚みがあるので、寝返りの際にどうしても肩や首が空きやすくなってしまいます。ウールやシルクの毛布は体にしっかり沿ってくれるので、羽毛布団の下に掛けることで首や肩が冷えにくくなります。
また、ウールやシルクは吸湿・発散性に優れているので、肌に近いところに使用すると寝床内が快適に保たれます。ウールには汗を吸って温かくなる性質もありますので、冷えでお悩みの方にはおすすめの素材です。

睡眠時に靴下を履くのは良くないでしょうか?

足が冷たいと眠れないので靴下を履くことはいいのですが、「どんな靴下を履くか」がポイントです。日中用の靴下では足が蒸れたり血液循環が悪くなるなど、不快に感じることが多くなってしまいます。また、入眠後は体が温まり、熱くて脱ぎたくなりますが、靴下が脱ぎにくいとそこで目を覚ましてしまいます。

シルクの「おやすみソックス」は、ルーズに編んである就寝時専用の靴下。眠りにつくときは温かく、眠った後で熱くなったら、いつの間にか無意識に脱げます。シルクには吸湿・発散性もあるため、蒸れにくく快適。しかも乾燥した肌にも優しいので、この季節に特に嬉しい素材です。

おやすみソックス

肩から背中が寒いので、セーターを着て寝ています。

厚手のセーターを着て寝ると熱くて目が覚めてしまったり、汗をかいて逆に寒くなってしまったりします。着る場合は薄手でウールや木綿など天然素材のものがいいでしょう。

肩から背中の寒さ対策には、肌に沿いやすい素材の毛布やアンダーブランケットもオススメですよ。ウールやシルクの毛布なら、温かい上に湿度の調節もしてくれるので、入眠後も快適です。

また、ガーゼのパジャマを着るのもいいですね。空気層を含んでいるため温かく、その上通気性が良く蒸れにくいので、心地よさが続きますよ♪

ガーゼパジャマ

他にも寝具や睡眠環境に関するお悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ店頭スタッフにお声がけくださいね。まるげん店舗にて、お待ちしております♪