特集

[2019.6.24]

湿気やカビが気になる…梅雨の季節も快適な睡眠を!

今年も梅雨に入りましたね。
梅雨といえば気になるのが湿気…。
お布団の中で「蒸し暑い」「寝苦しい」と感じるのは、実は温度よりも湿度が影響しています。

梅雨

もしもこんな寝具だったらー

  1. 体から出る汗をなかなか吸収してくれない
  2. 寝具の中に湿気がこもってなかなか放出されない

これでは寝床内の湿度が上がって、蒸し暑く不快に感じてしまいますね。

逆に、体から出た汗を吸収し、余計な湿度を放出するものを選ぶと、快適な湿度が保たれて、快適に感じられるようになります。

近年問題になっている就寝中の熱中症を予防するためにも、湿度のコントロールは重要です!!

おすすめの素材は、ズバリ麻です!

最近よく話題になる“接触冷感”素材は、ポリエステルやナイロンなどの合繊でできています。触れた瞬間は確かにヒンヤリ感じるのですが、残念ながらその効果は持続しません。

まるげんでおすすめしているのは天然素材。特には高温多湿の日本に適した繊維です。

【麻の特徴①】吸湿・発散性に優れている
人は体温を下げるために汗をかきます。汗が蒸発する際に気化熱が奪われるため、体温が下がります。そのため、汗を早く乾燥させてくれる繊維の方が、涼しく快適に感じられるのです。
麻は、吸湿・発散性が綿の約2倍!人間が体温を調節する機能をサポートしてくれる繊維と言えます。
【麻の特徴②】熱伝導率が高い
麻は熱伝導率の高い素材です。熱をよく通してくれるため、熱を外に逃がしやすく、寝具の中の温度を快適に保ってくれます。
【麻の特徴③】抗菌性が高い
麻は抗菌効果が高く、汗や皮脂の臭いがつきにくい素材です。また、汚れも落ちやすいため、清潔に保つことができます。
【麻の特徴④】耐久性が高い
麻の強度は綿の約2倍!丈夫で長持ちする素材です。洗えば洗うほど、白く柔らかくなっていく性質があります。

まるげんで扱っている麻は、主に2種類あります。
1つは「ラミー」。原料はイラクサで、シャリ感が高く、触感は固めです。もう1つは「リネン」。原料は亜麻で、触感の柔らかい高級品です。どちらも機能面に大きな違いはないので、触感のお好みでお選びください。

【梅雨〜夏のおすすめ寝具①】リネンガーゼケット

リネンガーゼケット

リネンガーゼケット

こちらのガーゼケットは、凹凸感があり体と接触する面積が少ないため、通気性が高く、汗をよく乾燥させてくれます。気化熱をしっかり放出してくれるため、熱がこもりにくく、快適な寝床環境が保たれます。
麻(リネン)45%、綿35%、ポリ20%の麻混素材です。

【梅雨〜夏のおすすめ寝具②】麻パットシーツ

麻パットシーツ

こちらは中綿に脱脂綿(綿から油分を取り除くことで吸湿性がアップしています)を使用したパットシーツ。吸湿性がより強力になっているので、よりサラサラ感を実感いただけるのではないでしょうか。

【梅雨〜夏のおすすめ寝具③】ウール混さらさらケット

ウール混さらさらケット

ウール混さらさらケット

「夏にウール!?」と驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。

洋服でもサマーウールがあるように、羊毛を細く撚って薄く仕上げた生地は、通気性がよく、肌触りもさらさらと心地よいものです。ウール素材は、汗を吸い込み、それを放出してくれる=気化熱を奪ってくれる特徴があるので、熱がこもりにくく、使用感は爽やかです。

【梅雨〜夏のおすすめ寝具④】キャメル フィットケット

キャメル フィットケット

キャメル(らくだの毛)も、吸湿性・発散性に非常に優れた素材です。湿度のコントロールを得意としているので、寝床内が蒸れにくく、快適な環境を保ってくれます。

「麻」「ウール」「キャメル」と、ジメジメした季節も快適に感じられる天然素材をご紹介しましたが、「結局どれがいいの?」と迷ってしまいますよね。最後に重要なのは、「使用される方の好み」です。ぜひ店頭で感触を確かめて、お気に入りを見つけてくださいね!