今年も梅雨に入りましたね。
梅雨といえば気になるのが湿気…。
お布団の中で「蒸し暑い」「寝苦しい」と感じるのは、実は温度よりも湿度が影響しています。
もしもこんな寝具だったらー
これでは寝床内の湿度が上がって、蒸し暑く不快に感じてしまいますね。
逆に、体から出た汗を吸収し、余計な湿度を放出するものを選ぶと、快適な湿度が保たれて、快適に感じられるようになります。
近年問題になっている就寝中の熱中症を予防するためにも、湿度のコントロールは重要です!!
最近よく話題になる“接触冷感”素材は、ポリエステルやナイロンなどの合繊でできています。触れた瞬間は確かにヒンヤリ感じるのですが、残念ながらその効果は持続しません。
まるげんでおすすめしているのは天然素材。特に麻は高温多湿の日本に適した繊維です。
まるげんで扱っている麻は、主に2種類あります。
1つは「ラミー」。原料はイラクサで、シャリ感が高く、触感は固めです。もう1つは「リネン」。原料は亜麻で、触感の柔らかい高級品です。どちらも機能面に大きな違いはないので、触感のお好みでお選びください。
こちらのガーゼケットは、凹凸感があり体と接触する面積が少ないため、通気性が高く、汗をよく乾燥させてくれます。気化熱をしっかり放出してくれるため、熱がこもりにくく、快適な寝床環境が保たれます。
麻(リネン)45%、綿35%、ポリ20%の麻混素材です。
こちらは中綿に脱脂綿(綿から油分を取り除くことで吸湿性がアップしています)を使用したパットシーツ。吸湿性がより強力になっているので、よりサラサラ感を実感いただけるのではないでしょうか。
「夏にウール!?」と驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。
洋服でもサマーウールがあるように、羊毛を細く撚って薄く仕上げた生地は、通気性がよく、肌触りもさらさらと心地よいものです。ウール素材は、汗を吸い込み、それを放出してくれる=気化熱を奪ってくれる特徴があるので、熱がこもりにくく、使用感は爽やかです。
キャメル(らくだの毛)も、吸湿性・発散性に非常に優れた素材です。湿度のコントロールを得意としているので、寝床内が蒸れにくく、快適な環境を保ってくれます。
「麻」「ウール」「キャメル」と、ジメジメした季節も快適に感じられる天然素材をご紹介しましたが、「結局どれがいいの?」と迷ってしまいますよね。最後に重要なのは、「使用される方の好み」です。ぜひ店頭で感触を確かめて、お気に入りを見つけてくださいね!